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娘が可愛がっていた手乗りチャボがイタチに食われてしまったので

再度 雛を得るため抱卵させた。

2月下旬から6羽の雌が卵を沢山産み始め、3月5日頃から本格的に抱卵し始めた。

 

予定日の3月25日、卵を数個取りだし、簡易孵卵器に入れた。

最終的に5個のうち 4羽が孵化、その内の1羽が死んで

3羽を育てる事となった。 

子供達がそれぞれ名前を付け、約束事を定め育てている。

 

娘的ひよこの飼育法

ひよこをさわってからのやくそく

1.ひよこをさわったあとはかならず手をあらう

2.ひよこがうんこをしたらティッシュでふく

3.ひよこがさむがっていたら手でぬくめてあげる

4.あんまりさわりすぎないこと

5.ぜったいおふろにいれないこと

6.ぜったいストーブ、ファンヒータのまえにおきすぎないこと

7.ひよこをぜったいおとさない

8.外でさんぽするときは目をはなさない

9.えさと水は毎日やること

10.ほかにもいろいろなやくそくがあります わからないときはきいてください

 

5.の お風呂の件は 以前 糞まみれの手乗りセキセイインコを 風呂で洗ってやったら

翌日死んでしまった。このことを子供が覚えている。

2003.4

雛は体温調節がうまくできないので、必ず保温が必要だ

ロバは発砲スチロールの箱に10ワットの電球を入れ

直に雛が電球に触れないようにしている。

温度が高くなりすぎると 蒸れて死んでしまうので注意!!

保温は外気温、飼育数にもよるが、最初1ヶ月くらいは必要。

 

▲孵化後50日程の雛

雌2羽と雄1羽   小鳥かごで飼っている。

このチャボのHPを見て 小学館の幼児雑誌 「いたずらぶっく

の編集の方から メールをいただき 長女が 9月号に登場することになりました。

上の茶チャボ達も掲載されます。

2003.7

いたずら・ぶっく」 2003 秋の号に

 上記 鶏ちゃんと 長女が載りました。

2003.9

2004年になってからニワトリ業界が騒がしくなってきました。

山口県で鶏舎のニワトリが集団インフルエンザにかかり多くの鶏が死にました。

このインフルエンザ、中国やタイ等でも発生し鶏肉の輸入までがストップ。

あるHPに ニワトリを数羽飼うのと 養鶏で数千数万羽飼うのとでは

同じ飼育でも全く別物と考えなければならないとありました。

しかし、大分県でペットのチャボが感染したとの報道にはまったくびっくりしました。

他人事ではなくなりました。

渡り鳥のふんからも感染するらしいので

子供達にニワトリを外に出すなといいいました。

近くには渡り鳥の飛来する大きなダムがあるしなあ。

ロバ家のチャボちゃんは皆元気だが

もし近くで例の鳥インフルエンザが発生すればどうなるのだろう。

すべて廃棄処分??

恐れ多くも チャボは 天然記念物だ!!  とも言っておれないしな。  

まああまり心配はしていないけれど・・・・(本当は心配している)

しかし 鶏といい 鯉(ヘルペス)といい 牛(狂牛病)といい 大変だ。

2004.2

ロバ家のチャボ達は皆元気だと書きましたが

2月の終わり頃から一羽のメスが元気がなくなりました。

ひょっとしたら・・・・と思いもしましたが、報道されているような症状でもないし

第一、他の鶏は皆元気だし・・・・・・と心配しつつ様子を見ていた。

しかし京都、大阪でインフルエンザに感染したカラスが次々と見つかったとの報道をうけ

少し心配になり (ロバの近所にはカラスがたくさんいる)

県の鳥インフルエンザの関係所に電話してみた。

色々と症状を聞かれ

「たぶん大丈夫でしょう」 とのこと。

やれやれ・・・

実のところ 朝一番の仕事が 鶏小屋をのぞき

鳥ちゃんは生きているかどうかを調べるのが日課となっていたのでした。

やれやれ

2004.3

 夏休み 子供の自由研究。

ニワトリの観察をしたいということで、それなら一度人工孵化に挑戦してみよと言うことになった。

そこでまず 孵卵器作りからということで、あっちこっちのホームページを参照して作ったのが

電気アンカを利用した簡易孵卵器。

 

発泡スチロールの箱に電気アンカを入れ、湿度を得るための水を入れたコップと温度計のみの単純なもの。

 

はたしてこんないい加減な孵卵器で雛が孵化するのだろうかと半信半疑で卵を入れ、待つこと21日間。

温度計の温度は35度から38度の間。

温度が高すぎると奇形のある雛が出てくる割合が高いとの記事をどこかで見たことがあるので

アンカの温度を低めに調整した。

転卵は子供の仕事。

最初の頃は張り切って1時間おきに卵をひっくり返していたが、次第に飽きが来たのか

1日に数回。そのうちロバの仕事となってしまい、朝夕晩と3回ほどとなってしまった。

こんなええ加減なことで 果たして雛が孵るのか?

 

7月25日の夜、4個を入卵。

31日に電灯にすかし検卵すると3個がどうやら未受精卵。1個のみに薄い血管がみえる。

たった1個では頼りないから再度4個を追加。

8月5日に検卵すると4個の内3個の胚が成育していることが分かった。

8月10日の検卵。

最初に入れた1個の様子がおかしい気がする。

検卵すると中で胚が動いているのがかすかに見えるが どうも動きが止まっているように思う。

8個のうち孵化の可能性がある4個以外を廃棄する。

8月15日 最初の卵の孵化予定日だが 何の気配もなし。

子供も駄目だったかと落胆の様子。

 

ええ加減な孵卵器での、ええ加減な転卵なのですべてが死んでしまったのかと半分諦めていたが

8月20日、早朝 卵に穴が開き、中から雛が出てこようとしているのを確認。

子供達も大喜びで写真を撮ったり、名前を考えようと大騒ぎ。

当日の夕方、雛が完全に卵からでてきた。

 

 

他の卵を見てみると もう一個の卵の殻に小さなヒビが入って、耳を当てると

カリカリと音がする。時たま「ピヨッ」 と鳴き声がする。

8月21日 朝 2羽目の雛が誕生。

結局 8個の卵の内 4個が 未受精卵。

2個が発育中止。2個が孵化。

娘達はヒヨコに フローレンス、マドレーヌ とけったいな名を付けかわいがっている。

子供達ががっかりしないようにと 孵卵器とは別に親鳥に抱かせていた2個の卵の内

1つが孵化し 25日 朝、親鳥とともに居るのを発見。

 

 三羽のひなはメスが1羽、オスが2羽。 

 

 

 

 

 

 

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