まいぎりで火起こし

 

 

電気 ガス全盛の時代 あえて古代の火起こしを

やってみようというわけ。

いろいろ方法があるがその中でも

まいぎり方 がいちばんおもしろい?

 

まいぎり と ひきり板を用意

麻ひもをほぐしたものと、葉っぱを用意。

新聞紙やティッシュペーパーではうまく発火してくれない。

 

 

回転を上げていくと摩擦熱で煙が出てくる。

ひきり板が重要です。

V字に切り込みを入れている部分に炭化した木くずが溜まり、それに火が着くのです。

 

 

ここまでは小学生でも簡単にできるが・・・・

 

 

火種が着くまでが大変だ。回転を止めてはならない。強く速く。

慣れれば数秒で着く。

 

さらに回転を上げていくと

そのうち火種ができる。

 

火種が消えないよう口で吹いて

空気を送る。

 

それを葉っぱに乗せ

 

麻ひもをほぐしたのに入れる

絶えず口で吹いて空気を送り続ける。

 

それを振り回し空気をおくると

ポット 火が着く。

 

 

 

火の用心!!

 

息子が夏休みの工作に学校に持っていくと先生が

「これなあに」  ・・・・ 息子が実演

「学校に火を着けないでね」といわれたそうだ(笑)。

 

最後に この「まいぎり方」は古代(縄文、弥生)からあるのでは

なく(考古学的に証拠がない)どうやら

江戸時代?から使われていたそうだ。

現在でも穴あけの道具として使われている。

棒の下に 三ツ目錐(きり)がつけられている。

京都の雅楽師 山田氏の笙制作道具にこれがある。

 

 

 

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