富士登山

 

夏休み、富士山登山をしました。

2006.8.6

 

 

前日、富士山須走口駐車場にて車内泊

翌朝、標高2000m からの御来光。 素晴らしい!!

気温は1000mで約6度低くなる。 2000mでは下界より12度も低い。 寒っ!

頂上では約24度低く、下界が30度なら頂上は 約6度。

当日は絶好の登山日和。

日帰り登山を目指した・・・・・が・・・

富士山須走口(すばしりぐち)5合目 登山道入り口

登山開始 午前6時頃

 

富士山には4カ所程の登山口があり

須走口登山道は唯一 森林地帯を通るルートがある。

日陰ができ歩きやすい。

6合目の山小屋

上に行くにつれ段々樹木の背丈が低くなっていく。頂上が見えている。

写真では迫力が伝わらないが 絶景!!

 

至る所に落石注意の看板が

正規の登山ルートをはずれると落石を誘発するので絶対に近道、ルートをはずさないとのこと。

 

富士山は溶岩で出来ているのは間違いないが、表面は溶岩の固まりというより、

火山灰、溶岩の砂で形成されている

大きな溶岩の固まりも砂の上に乗っかているのが多いので、崩落・落石が多い

 

富士五湖の一つ 山中湖が見える。 すばらしい眺めだ。

 

左上に白くなっているところが 須走口駐車場

 

本6合目  500mmペットボトルのお茶が500円で売られている。

 

山小屋 瀬戸館で休憩   標高2700 m

 

7合目付近 もう大きな樹木は生えていない。

 

ちょっと歩いては休憩 

 

本7合目 山小屋「大陽館」で休憩 。 標高2950m

トイレ代 200円。

 山小屋の宿泊料はだいたい6000円〜8000円程 

ここで 一人 高山病でダウン・・・

 

 

本7合目 見晴館  標高 3250m

 

 

富士山7合目で見た 彩雲(さいうん)   山小屋の主人も珍しいと言っていた。

「空に五彩の雲の雲たなびきし・・・・」 の 「五彩の雲」 とは これのこと!? 

 何かいいことあるかも・・・・

 

山小屋に物資を運ぶ ブルドーザー と ブル専用の道。

ブルドーザーは登山口からジグザグにギコギコと山頂目指して登っていく。

この荒涼とした風景になぜか感激した!!

 

ガスであっという間に 真っ白  向こうは富士五湖の一つ 山中湖。

 

疲れをいやしてくれる富士山の高山植物

 

 

 

 

8月上旬 で8合目位までは 半袖でいけそう。 じっとしていたら少し寒い。

 

 

今回は8合目手前で 下山する事にした。

頂上は見えているけれど 時間切れ 残念!! 午後2時頃。

 

須走口下山道の砂走り

この溶岩の砂の坂道をずるずると 砂煙を上げて下っていく。

登山家からすると富士登山はあまり人気がないそうだ。

理由は誰でも登れる、景色が単調・・・

 

しかし実際登ってみて思うこと

さすが日本一高い山、誰にでも登れる山ではない。

景色も決して単調ではない。絶景の連続だった。

 

山小屋に泊まっていれば楽に登頂出来ていただろうが

翌日、台風のあおりで雨だった。

山小屋で泊まっていれば翌日大変な目に遭っていただろう。

 

是非みなさんもチャレンジしてください 噴火するまでに!!

アドバイス  登山計画をしっかりと 

時期:7月下旬〜8月上旬がもっとも安定しているらしい。

登山口の選択:4カ所程の登山口。標高、駐車場問題、風景等それぞれ違う。

駐車場問題:マイカー規制のある登山口があるので注意。

規制がなくても時間帯によっては満車で止められないことがある。

日帰り登山か否か:山小屋に泊まるか否かで予算、行程ががらっと変わる。

ベストシーズン中の週末、お盆期間は山小屋への予約をしておいたほうがいいかも。

登山時間:登山ルートにもよるが、参考本には、登り6時間〜7時間程 と記されているが

実際は休憩時間を入れて 8〜10時間は計算にいれたほうがいい。子連れの場合は注意!!

   体力:普段から歩き慣れていないとまず無理。高山病は切実な問題。

装備:靴、服装(頂上近くは非常に寒い)、ステッキ、水分、弁当・・・

富士山には下山時、特有の「砂走り」がある(登山ルートによる)。スパッツ等の準備が必要。

予算:登山料、駐車場無料(マイカー規制中のバス代必要)。

有料トイレ 200円程、お茶 500円程、宿泊料 7000円前後、

食事 1食1000円以上は必要。

その他:気温、高山病、雨、雷、落石等の知識。下山時の風呂等・・・

 

戻る